2010年08月06日

素直でいること

先日の花火の日の2日ほど前 
大家さんが掲示板に 力強い字で
必ずみえますので
お時間があったら屋上までどうぞ

というお誘い貼り紙を昨年と同じように貼りだしてくださった
特段 このような心遣いをする義務はない
(てか 家族だけで愉しんでいる大家さんのほうが多いと思う)だけに
かなり嬉しく有難いことで いそいそ参加させて頂いた

  

今年から巨大リリヤン素直でいることも風景に参加していた

大家さんのご近所さん(幼馴染さん)もいらしてたようで
お互いを〇〇ちゃん・〇〇ボウ と呼び合っていて微笑ましかった

この場所に移ってきて 色々学ぶことが多い

ご近所さんたちの会話をきくともなくきいていると 
さりげなくお互いを気遣いあってはいるけれど 
その気遣いををごり押しする前に 雑談しつつ相談しあって
勝手に押し付けたり突っ走っていないことに気が付いた 

いなかでさえ ていうよりいなかのほうが 
こんな大らか且つ繊細な気遣いの仕方を失いつつあるので
ジーンとした
色々 余所者からは窺い知れないリアルな現実は勿論あるだろうけれど
作為的な素朴幻想の中で足掻いている
(そこに住まっている住人は 日曜毎に東京あたりに買い物などで足を運ぶ
 地元の百貨店は閑散としていく一方で 商店街はガラガラだ)
いなかが忘れていきつつある
生まれた場所と仲間への
静かで深い愛情 みたいなものを意識して(もしかしたら無意識に)
持とうとしている心意気が羨ましかった

自分の生まれた場所を 素直に好きでいられることが羨ましい

花火の美しさもさること素直でいること そのことに心が奪われてしまった
一瞬 空が一面昼間のようにパァっと明るくなった素直でいること 
それが今年の花火のお仕舞いの挨拶だった

来年までには  
少しはマシで素直な心の人になっていられるかなぁ 


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